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村上 洋
Journal of Molecular Liquids, 89(1-3), p.33 - 45, 2000/12
被引用回数:9 パーセンタイル:27.42(Chemistry, Physical)ガラス形成物質の構造緩和についての情報を得るために、室温でグリセリン中クマリン色素のフェムト秒時間分解蛍光分光を1ナノ秒にわたって行った。モード同期チタンサファイアレーザーを光源とした和周波発生法を用いた。時間分解蛍光スペクトルは1ナノ秒まで長波長シフトを示した。スペクトルのピーク波長の時間発展の解析から色素分子の電子励起状態のエネルギー緩和は三つの成分を持つことがわかった。一つは振動緩和に、ほかの二つの成分はグリセリンのいわゆる速い過程及び緩和に起因すると考えられる。